オカムラ食品工業

養殖・調達・加工・販売を一気通貫に行う会社。青森県青森市。 サーモン・サバ・いくら・す…

オカムラ食品工業

養殖・調達・加工・販売を一気通貫に行う会社。青森県青森市。 サーモン・サバ・いくら・すじこなど水産加工品を食卓に届け、日本の水産業の成長を実現するための、日々のあれこれをご紹介します。ミッションは「海の恵みを絶やすことなく世界中の人々に届け続ける。」

最近の記事

すじこ(筋子)を知るための50のこと⑤37-45

オカムラ食品工業が手掛ける養殖・調達・加工・販売の4つの垂直統合事業のうち、話題を、国内の食品加工事業に絞ります。さらに絞って、テーマは「すじこ」。 「50のこと」まであと少し。第5回は、公式X(旧twitter)で情報収集した、すじこ民みなさんのニーズを集めてみました。とはいえ、すじこ初心者さんへの基礎的な内容も盛り込んでいます。すじこ大好き「すじこ民」な方も、すじこを食べたことのない初心者の方も、楽しんで読んでいただければと思います。 では、さっそくまいりましょう。今

    • 青森サーモン®養殖ダイアリー⑦ 「サーモン水揚げが終わった養殖スタッフは何をしているのか」問題 その2

      オカムラ食品工業が手掛ける養殖・調達・加工・販売の4つの垂直統合事業のうち、サーモン養殖事業にスポットをあてて、四季折々のイベントを追いかける「青森サーモン® 養殖ダイアリー」。 前回から、サーモン養殖のクライマックスとも言える水揚げが終わった7月上旬以降、養殖メンバーが何をしているのか、をご紹介しています。今回はその続き。前回は繁忙期だった水揚げ時期を乗り越えて、休暇を取っています、というお話でした。 以下が、養殖スタッフの現在のto do リストです。 ①休んでいる

      • 青森サーモン®養殖ダイアリー⑧ 「サーモン水揚げが終わった養殖スタッフは何をしているのか」問題 その3

        オカムラ食品工業が手掛ける養殖・調達・加工・販売の4つの垂直統合事業のうち、サーモン養殖事業にスポットをあてて、四季折々のイベントを追いかける「青森サーモン® 養殖ダイアリー」。 思ったより長編になりそうな予感がしてきました。養殖メンバーがいまやっていることは、それだけたくさんあるということでもあります。なかなか普段目にすることのない作業だと思うので、飽きずに読んでいただけるとうれしいです。 「いけすの掃除」編です前回お伝えしたグリッドロープと同じく、海の生き物にとっては

        • 青森サーモン®養殖ダイアリー⑥ 「サーモン水揚げが終わった養殖スタッフは何をしているのか」問題 その1

          オカムラ食品工業が手掛ける養殖・調達・加工・販売の4つの垂直統合事業のうち、サーモン養殖事業にスポットをあてて、四季折々のイベントを追いかける「青森サーモン® 養殖ダイアリー」。 この公式noteを始めるにあたり、最初にお伝えしたかったのは「水揚げ」でした。初記事だったので、公開ボタンをポチるときには緊張したなあ(遠い目)。ちなみに水揚げの記事は、24年8月現在で一番読まれている公式note記事です。※このあと、記事のリンクを貼ります。 サーモンの大規模養殖は、世界的に

        すじこ(筋子)を知るための50のこと⑤37-45

        • 青森サーモン®養殖ダイアリー⑦ 「サーモン水揚げが終わった養殖スタッフは何をしているのか」問題 その2

        • 青森サーモン®養殖ダイアリー⑧ 「サーモン水揚げが終わった養殖スタッフは何をしているのか」問題 その3

        • 青森サーモン®養殖ダイアリー⑥ 「サーモン水揚げが終わった養殖スタッフは何をしているのか」問題 その1

          すじこ(筋子)を知るための50のこと④26-36

          オカムラ食品工業が手掛ける養殖・調達・加工・販売の4つの垂直統合事業のうち、話題を、国内の食品加工事業に絞ります。さらに絞って、テーマは「すじこ」。 後半戦となる第4回は「工場潜入編」です。 WEB上にあまたアップされているすじこコンテンツの中でも、わたしたちすじこメーカーでしか実現できないのは「工場潜入」。こんな特権を活用しない手はありません。 では、さっそくまいりましょう。今回も、わたしたちが作っているすじこに絞って話を進めていくため、すじこ業界全体からするとかたよっ

          すじこ(筋子)を知るための50のこと④26-36

          すじこ(筋子)を知るための50のこと③ 16-25

          オカムラ食品工業が手掛ける養殖・調達・加工・販売の4つの垂直統合事業のうち、話題を、国内の食品加工事業に絞ります。さらに絞って、テーマは「すじこ」。 今回で折り返しとなる第3回、さらにすじこの魅力を紐解いていきたいと思います。 では、さっそくまいりましょう。今回は、わたしたちが作っているすじこに絞って話を進めていくため、すじこ業界全体からするとかたよった内容になってしまうかもしれませんが、共通している内容もありますのでご容赦ください。 ⑯すべての原料が海外産ですわたした

          すじこ(筋子)を知るための50のこと③ 16-25

          すじこ(筋子)を知るための50のこと② 11-15

          オカムラ食品工業が手掛ける養殖・調達・加工・販売の4つの垂直統合事業のうち、話題を、国内の食品加工事業に絞ります。さらに絞って、テーマは「すじこ」。 まだまだ前半戦、さらにすじこの魅力を紐解いていきたいと思います。今回は感覚的な内容から文豪まで登場。ローカルフードの深みをのぞいていただけると嬉しいです。 では、さっそくまいりましょう。 ⑪すじこに旬はあるのかすじこはサケ類の卵から作られますので、親であるサケ類が収獲される時期=魚卵の収獲時期でもあります。日本ではサケ類の

          すじこ(筋子)を知るための50のこと② 11-15

          すじこ(筋子)を知るための50のこと① 1-10

          今回から新シリーズです! オカムラ食品工業が手掛ける養殖・調達・加工・販売の4つの垂直統合事業のうち、話題を、国内の食品加工事業に絞ります。さらに絞って、テーマは「すじこ」。 まだまだ知名度を上げたいこの食材について、語りつくそうと思います。題して、「すじこ(筋子)を知るための50のこと」。50もあるかなー。数えてみたら、現状で50にはちょっと足りないんですけど、「~ための○○のこと」はどうしても50でなくてはならぬので、このタイトルでいきます。 なぜすじこを語るのかさ

          すじこ(筋子)を知るための50のこと① 1-10

          【社員インタビュー】青森の海と地域を「変えない」ことの価値。

          オカムラ食品工業で働くプロフェッショナルが、自身の持ち場について語る社員インタビュー。 今回は、サーモンやいくら・すじこ・カズノコを製造する弊社工場の中でも、「排水設備」を担当するスペシャリスト、製造部の板谷輝星さんにスポットを当てていきます。 PROFILE 板谷 輝星(いたや てるき) 2022年入社 / 青森事業本部 製造部 1日あたりトン単位の原料が工場に運び込まれる。4月になれば、数時間前に水揚げされたばかりの青森サーモン© が大挙して押し寄せる。 そ

          【社員インタビュー】青森の海と地域を「変えない」ことの価値。

          みんなに大きく育ってほしい。 青森サーモン®養殖ダイアリー ⑤幼魚選別

          オカムラ食品工業が手掛ける養殖・調達・加工・販売の4つの垂直統合事業のうち、サーモン養殖事業にスポットをあてて、四季折々のイベントを追いかける「青森サーモン® 養殖ダイアリー」。 今回は「選別」作業について、です。 前回の記事では、幼魚がサイズに合った水槽の中で、ストレスなく快適に暮らしていることをお伝えしました。 水槽の中の幼魚は、みんな同じサイズ?さて、そこでみなさんの想像力を働かせていただきたいのですが、水槽の中の幼魚を思い浮かべたときに、絵面的にはおおむね同じサ

          みんなに大きく育ってほしい。 青森サーモン®養殖ダイアリー ⑤幼魚選別

          ストレスなく運べ! 青森サーモン®養殖ダイアリー ④幼魚引っ越し・受け入れ

          オカムラ食品工業が手掛ける養殖・調達・加工・販売の4つの垂直統合事業のうち、サーモン養殖事業にスポットをあてて、四季折々のイベントを追いかける「青森サーモン® 養殖ダイアリー」。 第4回は、これまでお伝えしてきた成魚の話から時間をさかのぼり、青森県・深浦町にある陸上・淡水の「中間養殖場」で育つ幼魚の「いま」についてお話ししようと思います。 陸上・淡水の「中間」養殖場とはサーモンは、孵化(孵化)してから幼魚の時期を淡水で過ごします。さきほどの写真にある陸上・淡水養殖場の中心

          ストレスなく運べ! 青森サーモン®養殖ダイアリー ④幼魚引っ越し・受け入れ

          最先端の給餌船を津軽海峡に導入!青森サーモン® 養殖ダイアリー ③バージ船

          オカムラ食品工業が手掛ける養殖・調達・加工・販売の4つの垂直統合事業のうち、サーモン養殖事業にスポットをあてて、四季折々のイベントを追いかける「青森サーモン® 養殖ダイアリー」。 今回は、わたしたちのサーモン海面養殖業務にいまや欠かせない存在、バージ船についてお伝えします。 バージ船ってなんですか?そもそもバージ船、耳になじみのないワードですね。 バージ船は英語では”feed barge”と言います。”feed”はエサ、“barge”は平底の運搬船のことです。「艀(は

          最先端の給餌船を津軽海峡に導入!青森サーモン® 養殖ダイアリー ③バージ船

          今年も、「自己ベスト超え」海上養殖サーモンを届け続ける。青森サーモン®養殖ダイアリー ②出荷

          オカムラ食品工業が手掛ける養殖・調達・加工・販売の4つの垂直統合事業のうち、サーモン養殖事業にスポットをあてて、四季折々のイベントを追いかける「青森サーモン® 養殖ダイアリー」。 前回お伝えした、青森県今別町で水揚げされた青森サーモン®。今回は、青森市内の加工工場での加工・梱包・出荷までの工程をご紹介します。 ここでも、これまで日本にはなかった規模のサーモンを出荷するための、新たな挑戦と創意工夫にあふれていました。 ※前回の記事、海上養殖場からの水揚げについてはこちら

          今年も、「自己ベスト超え」海上養殖サーモンを届け続ける。青森サーモン®養殖ダイアリー ②出荷

          国産「生」サーモンは4月から6月が旬!青森サーモン®養殖ダイアリー ①水揚げ

          オカムラ食品工業が手掛ける養殖・調達・加工・販売の4つの垂直統合事業のうち、サーモン養殖事業にスポットをあてて、四季折々のイベントを追いかける「青森サーモン® 養殖ダイアリー」。 ここ数十年で身近な食材になった生サーモン(冷凍せずに生食できるサーモン)ですが、どこでどのように育っているか、といった知識はまったく身近ではありません。 このギャップを埋めるのが青森サーモン®養殖ダイアリーの目的です。知識ゼロからぜひ読んでください! 第1回は、4月からはじまった「水揚げ」。

          国産「生」サーモンは4月から6月が旬!青森サーモン®養殖ダイアリー ①水揚げ

          オカムラ食品工業 公式noteはじめます

          はじめまして。株式会社オカムラ食品工業と申します。 このたび、公式noteを開設します。 誰ですか? 「オカムラ 食品 工業・・・何屋さんですか?」となりますよね。 さもありなん、わたしたちのお客さまの大半は企業、いわゆる"BtoB”の取引がメインの会社です。取り扱う多くの商品から、わたしたちの顔は見えません。 ですから、ご存知ないのも無理はありません。 でもわたしたちが取り扱っているモノは、みなさんにとってなじみ深いはず。これだけではありませんが、主要な商品は以下

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